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初版から大幅に加筆した第2版です! 2019年末同僚に「なぜIstio(VirtualService)を使わずにKnativeはトラフィックスプリッティングのような機能を実現できるのか」と質問されて答えられなかったのがきっかけで調べることにしました。 Knativeは当初Ingress GatewayにIstioを採用(依存)しましたが、後にGlooをはじめ様々なコンポーネントで代替可能になりました。代替できる事実は知りつつも、なぜ代替できるのか、代替できるとはどういうことなのかを調べることはありませんでした。 しかし、「プラットフォームを開発・運用する」ことへの関心が高まり、(何層もある)Knativeより下のレイヤーを学びたい気持ちが強くなりました。本書はその一環です。Knative = Kubernetes Networkingとも説明されるKnativeのIngress Gateway周りの調査はKubernetesが提供しているService、Ingressの特徴や課題、そもそもロードバランサーとは何かのか、サービスメッシュやEnvoyとはどういう関係があるのか、といったネットワーク関連の入門にもうってつけでした。 「KnativeはなぜIngress Gatewayを交換できるのか?」という問いに答えることは、Envoyの設定をどう表現し、どう配信するかというデザインパターンを見い出すことに繋がります。 90ページ弱の自由研究に付き合っていただけたら幸いです! MOBI(Kindleで読みやすいフォーマット)はショップの仕様上添付できなかったので、注文番号を教えていただければ送付します。Twitter @toshi0607までご連絡ください。 感想や疑問点はTwitterでハッシュタグ #KnativeとIngress をつけてつぶやいていただけたら拾います! Knative自体の概要やユースケースを学びたい方はこちらもご参照ください! ・『Knativeの歩き方 KubernetesからServerlessを訪ねて 第2版』 https://booth.pm/ja/items/1309468 ・「Knativeで実現するKubernetes上のサーバーレスアーキテクチャ」の文字起こし #CNTD2019 https://qiita.com/toshi0607/items/6dbdff717e1ba0aba4f6 KubernetesとKnativeの関係やソースコードリーディングに関心のある方はこちらもどうぞ! ・『Knativeソースコードリーディング入門 Knativeで学ぶKubernetesのカスタムリソースとカスタムコントローラー #技術書典』 https://toshi0607.booth.pm/items/1568456 正誤表・増補改訂情報はこちらのページで公開しています。 https://toshi0607.com/event/knative-and-ingress-gateway-update/